
心理学は行動(behavior)を科学的に研究する学問で、ソーシャルサイエンスに分類されます。 Behaviorには、思考・感情・経験・行為全て含まれます。これらを理解し、説明し、予測し、管理することが試されます。
心理学では学習が提唱されるのに、科学的手法(scientific method)である次の段階を経る必要があります。これに順ずることを欠くと、種々の説明は『言い伝え』、『都市伝説』、あるいは『非科学的』と呼ばれることになります。
研究においてデータを集める方法としては次のものがあります。
同じ被験者を月日を追って記録していくlongitudinal study(縦断的研究)と、ある時点での異なる被験者グループの比較を記録するcross-sectional study(横断的研究)とがあります。
どんな視点やアプローチ(perspective/approach)からbehaviorの分析に取り掛かるかは、研究者の専門 によります。
一つのことを説明するのに、違う視点・アプローチがほぼ喧嘩腰になることもあったりします。しかし、この競争心や切磋琢磨の精神が新たな発見を促し、説明の質を上げて応用に活かされていくのです。behaviorの起因を「生まれか育ちか」とする論争は、心理学では常です。これについては、Nature vs Nurtureのページで説明いたします。
心理学はbehaviorのどんな特徴に焦点を当てるのかによって分野を分けます。例えば、生涯全般におけるbehaviorの変化に焦点を当てるのは発達心理学、behaviorを認知能力から解析することに焦点を当てるのは認知心理学など。この他、社会心理学・異常心理学・生物心理学(行動脳科学)などがあり、更に産業/組織心理学や犯罪心理学など枝を伸ばします。
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