こちらのページは特集(Special Issues)の一つです。専門用語頻出による読み辛さにご注意下さい。

大人のADHD/ADD 兆候と症状

Written by on
注意欠陥・多動性障害(ADHD/ADD)は幼少より発症しますが、大人でも苦しむ障害です。結婚などで同居する場合、症状と付き合って生きていくことはパートナーにとっても容易なものではありません。
自閉症とは異なり人間関係などの社会的行動にも問題がないため、普通の大人と変わらない作業慣行を期待されます。そのため次のような症状が見られると、ただだらしないだけだという間違った判断をされる傾向にあります。

集中力
  • 集中力が続かない・極端に気が散る
  • 簡単そうに見える仕事でも完了するのが難しい
  • 聞き取りが下手・やり方の説明や内容を覚えるのに苦労する

多動性
  • 落ち着きがない
  • 飽きやすい
  • 共同作業が苦手
  • 何かの作業中にいきなり違うことを始める
  • 考えがぐるぐる回る
  • 興奮を渇望する
  • しゃべりすぎる

衝動性
  • しばしば会話の邪魔をしたりする
  • 自制能力に欠ける
  • 失礼だったり場に不適切なことを口走ってしまう
  • 中毒症にかかりやすい
  • 結果をかえりみない
  • 報酬を急ぐ傾向にある

非几帳面と忘れっぽさ
  • 人や自分が言ったことを覚えていない
  • 度々予約・約束・締め切りなどを忘れる
  • 大事な物でも家の中と外を問わずなくすことが多い
  • 先延ばしにする癖がある
  • 仕事を終わらせるのに必要な時間を少なく見積もる
  • 車の鍵などのかけ忘れがよくある
  • 優先順位を決めることができない
  • 道順を覚えていられない

情動的困難
  • 人生において何かを完成したことがないか、極端に少ないと感じる
  • フラストレーションをうまく処理できない
  • 気分にむらがある
  • モチベーションを保ち続けるのが難しい
  • 批判に傷つきやすい
  • 自己への好意が低く不安を感じる
  • 自分の好きなものでも、途中まで進むと一からやり直す(成功不安)
  • 何事に対してもあまり感動しない
1 2 3

Share this on... 
Page Top
Home



SPECIAL ISSUES