こちらのページは特集(Special Issues)の一つです。専門用語頻出による読み辛さにご注意下さい。

ストループ効果

Written by on
説明:黒の背景に浮き出ている文字のを答えて下さい。最初の4問はオリジナル版として英語で答えます。後半4問は漢字が出ますので日本語で答えるようにします。
» «



動画で行う英語・漢字・ひらがなのものはデスクトップの方は右手、モバイルの方はサイトの一番下にありますのでお試しください。YouTubeサイトで直接見たい場合は、こちらからどうぞ。


見えている色を答えるのにも関わらず、文字という情報に注意が分散してしまうため混乱して正しい色を言うまでに時間がかかったり、つい文字を読んでしまったりしてしまいがちです。これがストループ効果(Stroop effect)です。
この現象には、半球(右脳・左脳)の相互作用が影響しています。
脳梁(左右の半球をつなぐ神経細胞のバンドル)内にある髄鞘(myline sheaths:神経細胞の細い軸を包むもので信号伝達のスピードを上げる役割がある)が多ければ多いほど、サンプルのように色と文字が一致していない場合、優先的情報の処理・把握に時間がかかります。どういうことか・・・各情報を一度期に拾いすぎてしまう、気が散ってしまう、注意が拡散してしまうということです。
これはADHD/ADDや鬱など精神疾患のスクリーニングテストに使われることがあります(アメリカ)。

尚、パネル上の表記がひらがな・カタカナで表される場合と漢字での場合とでは、漢字が強いシンボル性を帯びているため結果が左右されることが考えられます。


1 2

Share this on... 
Page Top
Home



SPECIAL ISSUES