以下の行為が12ヶ月続く場合に診断されます。
ケースの40%が10歳以下で発症し、大人になって反社会的性格障害を持つ傾向が見られます。
行為障害者の多くは若年齢で飲酒と薬物使用に関与、非行行為は犯罪につながっていきます。
生物学的アプローチでは、反社会的親から生まれた男児に遺伝性が見られるとしています。
サイコダイナミックアプローチは、幼少期の虐待や親の精神疾患などを原因として指摘します。
社会文化的アプローチは、早期の施設入りや親の育児放棄などを原因として考えます。
治療には薬剤は使われず、社会的能力と思考能力の訓練が試されます。
参考:Abnormal Child and Adolescent Psychology, Rita Wicks-Nelson et al., 2009